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2010年 02月 25日
ツグミ
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鶫 Turdus naumanni ナウマン(人名)にちなむ ツグミ類

スズメ目ヒタキ科ツグミ亜科の鳥
シベリア北東部の林で繁殖し、中国や日本で越冬する
全長約24㎝
上面は暗褐色で、眉は白い
下面は白っぽく、胸とわき腹に黒斑がある
翼は明るい褐色
雌雄同色

日本には10月ころ渡来する
渡来当初は比較的大きな群れで生活し
木の実を食べることが多い
しかし、しだいに分散し、農耕地、河原、明るい林などで
数羽の群れか単独で生活するようになる

地上で数歩足早に歩いて止まり
昆虫などの小動物をつかまえて食べる
都会の公園や住宅地でもふつうに見られ
餌台に熟したカキやパンくずを置いてやると喜んで食べる

驚いたときなどに、クェッ、クェッという声を出す
渡去する前の4~5月ころには
美しい声でのびやかにポピリョン、ポピリョン、キョロキョロなどとさえずることがある

繁殖地では深いやぶの中の1m以下の高さの枝か地上に枯草で巣をつくり
5~6月に1腹4~5個の卵を産む

広義には、ツグミ属Turdus(約90種)および近縁の属の鳥の総称として
ツグミということがある
ツグミ類には日本に8種類分布する
そのうち
トラツグミ、マミジロ、クロツグミ、アカハラ、アカコッコの5種が繁殖し
ツグミとシロハラが冬鳥として渡ってくる
またマミチャジナイが春秋に通過する

<平凡社『世界大百科事典』より>

原っぱをチョコチョコと走っては止まって
キョロキョロしている
あちこちで見かける

by brompton_2006 | 2010-02-25 21:40 | | Comments(0)


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